私たちの生活の中で、様々な状況、理由で伐採された樹木の記憶を作品として残す活動をしています。 私は山に囲まれた小さな集落で生活していました。 山は手入れが難しく人手も少なく荒れようとしています。 そのような中で一部整理された木々を作品に作り替えています。 命ある木々が山を離れ燃えて灰となるまでの中間地点が私の創作活動の場です。 斧で削り出し高温で焼き蜜蝋で仕上げる、シンプルな作業です。 その中で私の感性がどのような形に仕上げるのかを見ていただきたい、感じていただきたい。